世の中には選べないものがある
それを引いた時は基本それを受け入れじっと耐えねばならない
自分の趣味や思考など関係なく否応なくだ
今日そんなことが起きた
起きてみるとそれはいつもそういう危険を孕んでいたのだと気づかされた
そんなことを考えて少しの間は我慢をしたが
もうこれ以上は無理と判断し席を立った
別に降りる訳ではない
地下鉄だけど車窓を俺は見たいのだという体(てい)である
暫くしてその厚化粧で芳香剤のような匂いの香水を振りまいていた髪も汚ならしいババアが降りて行った
単なる公害だけれどもしかすると腐れ神かもな