出鱈目

出たサイコロの目を受け入れて生きるー出鱈目

平成猿蟹合戦図 吉田修一

ジェットコースターのような展開だか、登場人物に厚みがあって、深くもありスカッとする話だ。厚みは視点がおばあちゃんから子供まで幅広いからだろう。
映画化されたら見たいなぁ。
太陽は動かないも見たいけど。
人生って楽しいのなんだと思わせてくれる気もする。純平と朋生の成功ストーリーにも励まされる。
実は大胆に動くが吉な時代なのかなぁって感じもしたね。
また、読み返したい本。
色んな示唆があると思う。
例えば、共倒れになるように互いに不正をするとか。信頼ってある意味不正の持ち合いな気もした。不正を持ち合うから繋がる。逆に言えば、弱みを持たないモノ同士だと、実は繋がらないのではとも。