どきどきすることも減ったなぁ。
何故かふとそう思いながら、帰宅電車に乗り、空いてる席に座る。
会社帰りの二十代前半の女子二人連れが、自分の目の前に立つ。
ブサイクではないけど、太っても痩せてもないけど、花がなく、パッとしない感じ。
そして社会人二年目という感じでコートに着られてる感。
そんな女二人が、男のタイプについて話し始めた。
別に聞くつもりもないけど聞こえてくる。
しっかりしているとか、生活力があるとか、自分の力で生きれるとか、言ってることは間違ってはないけど、なんかパッとしない。
やっぱり要は何を言うかじゃなくて、誰が言ってるか、なんだよね。
結局のところ。