昨日の夕方買った
中村文則の掏摸を読み切ってしまった。
夜中の3時過ぎだった。
世の中は全く公平ではない。
自分にちょっとした幸運があっただけで
「神様っているんだな〜」
って女子大生が呟いてる時に、理由なく罪もないのに親に殺される子供や生まれて間もないのに飢餓で死ぬ子供が居るという現実には、神なんて居ないということだ。
そんな不条理な現実においても、諦めない気持ちによってかろうじて繋がっていく可能性に、僕たちはそうであって欲しいと、願わずにはいられないのだと、どれだけ意味のない世界と達観しても、感情移入した心をもってかれる。
そして、一回まわってから、改めて思う。
好きなように生きようと。